ごあいさつ
<2026年頭所感>
“知恵は交流から生まれる”
会長 飯田 助知


皆様 新年あけましておめでとうございます。何事にせよ、新しいことには夢や希望がついてきますので、皆様も、新たな意気込みをもって、生活をはじめられていることと存じます。
ところで、今年は十二支の中央に位置するウマ年です。中国で、昔から農耕や人の移動、物の運搬に大活躍してきた動物ゆえの扱いではないか。そういえば「馬力」という言葉もあります。この一年を元気に乗り切っていこうではありませんか。
私たちは昨年10月、数千年の歴史を持つ洛陽を中心に「中原の旅」を実施しまし
た。数々の遺跡、博物館、寺院を、上海からの参加者2名と現地のガイド役1名を含め総勢14名でめぐる素晴らしい交流旅行でした。
それはそれとして、私が注目したのは次の2点。一つは、大規模な発掘調査が洛陽で行われていたこと。文字以前の考古学への関心が高まり、いわゆる原始時代の中国社会の実態が、これからさらに明らかになってくるのではないか。実はこの分野では日本がむしろ進んでいて、日本の大学院や研究機関への中国からの留学生が10数年ほど前から増えていると聞いておりました。新たな展開を期待したいと思います。
もうひとつは、中国の近代化の速さです。古い都市こそそれは著しいように見えます。スーパーなど商業施設は勿論、公園、道路など整備の速度に驚かされます。知人から、中国のことわざに「良馬はうしろの草を食わず」というのがあると教わりました。いい馬は、後戻りして自分の踏んだ草をたべることをしない。つまり、過去にこだわっていては前進できない。中国人は思い切りがよく、あきらめる際にはきれいにあきらめる。という意味だそうです。
私たち日本人は孤立を好み、独りよがりと言われます。地理的条件がそうさせていると言われれば、そうかなと思ってしまう。しかし、これは、人によるというのが正解でしょう。永い鎖国時代を経験していますが、中国とオランダが例外だったことを忘れてはならないと思います。日本人が学んだ医学や生物学等の自然科学、哲学、宗教、更に芸術等の水準の高さ、そしてそれらが日本の近代化の力になっていったことを忘れてはならないと思います。もっと身近な衣食住の分野でも、いかに多くの知恵を中国、オランダから受けているか、例えば、事物事始辞典等で調べれば一目瞭然です。
私たちの日常活動も、実は間断のない交流活動と言えると思います。それは常に学習を伴うものであることも重要な点で、学びと交流、これは生まれてから休むことなく一生続くものではないか、呼吸や心臓の鼓動と同じように。意識的実行者の孔子が長命であったことも示唆的です。

2025年10月実施:河南省:龍門石窟(左)少林寺塔林(右)


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